こんにちは。ざらあしです。
以前、液晶タブレット(俗に言う「液タブ」)が欲しい~~~~!!という記事を書きました。
上記の記事では、海外製の液タブでもワコム製に負けず劣らずの品質らしいよ~~!!ということを嬉しそうに書いたんですが、結局まだ買ってません。
HUIONも、Ugeeも、XP – Penも、どれも購入していません。。。
どのメーカーにしようか大いに迷っていたということが一番大きいですね。
どうしよ~~と考え悩みまくっていた時、ふとしたきっかけで、デジタルなお絵かきをする他の手段を知ることになったのです。
目次♡流し読みOK
iPadでめっちゃクオリティの高い絵が描ける?!
twitterがきっかけだったんですが、iPad Proとその周辺機器(?)であるApple Pencilというモノを買えば、iPad上で普通に綺麗な絵を描くことが出来る!という情報を入手しました。
(私が知らなかっただけだと思いますが、、、衝撃だったのでお許しください。)
これで描けるそうです。
こんな風に描けるらしい。
ちょっとこの動画を見てください。
(ざらあしは英語が分かりませんが映像だけでも大丈夫です。)
こちらのお空の絵、全部最初っからiPad ProとApple Pencilのコンボで描いてるんですよね!!!
こんなクオリティの高い絵が描けるの…?!
ざらあしは超~~~腰抜けまして、もうiPad Pro欲しい欲しい病にかかってしまいました。
https://twitter.com/azarashic4649/status/784439002275262464
https://twitter.com/azarashic4649/status/789448839480520705
買っちゃいました。
https://twitter.com/azarashic4649/status/793127303471439872
買ってしまいました!!!!!!!!!!
丁度、自分のiPhoneをMNPで替える時期だった為、iPhoneと一緒にえーゆーさんと契約するとむっちゃ安くなるという事が判明したので、、、、しょうがなく、、、あくまで安かったから、、、、
やったー!!これでねっ転がってお絵かき出来るーー!!
うっひょーー!さっそくお絵かきすっぞーー!!!
使っているお絵かきアプリは「Procreate」

選んだ理由は、購入前に「iPad ProとApple Pencilで本格的な絵を描けるアプリ」を調べていて、この「Procreate」が一番人気な感じだったので。
さっきの外国の方の動画でもこのアプリを使っていますね。
アイコンもかっこいいです。

「Procreate」の使い方。~iPad Proで絵を描く方法~
買って間もないんですが、嬉しくて色々落書きしたのを使い、偉そうにアプリの使い方なんていうのをレクチャーしてみようと思います。
画力については、描き手の技量に大きく依存するということを肝に銘じることができる良い機会かもしれません(悲)
キャンパスのサイズを選ぶ画面

単位はこちらの4種類を選ぶことができます。
選べる単位
- mm
- cm
- インチ
- ピクセル
主にWeb上で絵をアップするので、普通にピクセルを選んでいます。
基本画面

こちらが基本画面です。(黒に赤字だからちょっと禍々しくて自分で書いといて笑いました。)
かなり簡略化されて分かりやすいインターフェースですね。
と言いつつ、左上の右から2番目のボタンが何の機能を持ってるのかよく分かってないというポンコツは私です。
レイヤー機能も種類が沢山あって◎
レイヤー機能も当然のようにありますが、その種類もめっちゃ多いです。

レイヤー右の「N」ボタンをタップすると、乗算とか焼きこみとか選べます。
レイヤーの種類
- 通常
- 乗算
- 焼きこみ(リニア)
- 焼きこみカラー
- 比較(明)
- スクリーン
- 追加
- 覆い焼きカラー
- オーバーレイ
- ハードライト
- ソフトライト
- 除外
- 差の絶対値
- 減算
- 色相
- 彩度
- カラー
- 輝度
羅列するのめっちゃしんどかったです。多いね、、、
ブラシの種類が意外と多い!

ブラシの種類も多く、大まかに分けて6種類。
さらにそれぞれ8種類あるので、6×8で48種類!
スケッチ

鉛筆系のブラシ。ApplePencilの傾きによって普通の鉛筆みたいに幅が広くなる。
インキング

インク系のブラシ。製図ペン、ゲルペン、ブラシペン、平マーカーなど。
ペイント

水彩っぽいブラシが多い。滲む系?
アーティスティック

油絵っぽいブラシが多い。アクリル、ガッシュなど。
エアーブラシ

まったくもってエアブラシ系。ソフト~固めと選べる。それぞれ自分で柔らかさなど調整できるからこんなに種類いるのかな?とも思う。
テクスチャ

トーンっぽいものから「どこで使うんだろう?」っていうものまで。
ブラシは自分で追加もできる。

「シェイプを選択」または「グレインを選択」で、icloudなどからデータを持って来れます。
まだ使ったことがない機能なので、使ってみたらまたレポしまーす!
カラー選択も簡単にできます。

これはサークル型のカラーパレット。
確か設定で四角いカラーパレットにも出来たはず。そこはお好みで。
パレット以外にも、RGBの数値でも入力できますよ~~

自分で30色までの固定パレットも作ることが出来る。

「パステルカラー」や「ビビッドカラー」でまとめておいたり、
「○○漫画の××子の色」とか決めて、自作キャラのカラーをまとめておいたりもできてすっごい便利です。
続き物のマンガを描いていたり、自分のキャラを持っている方はよく使う機能かもしれませんね!
キャンパスサイズ変更などの加工も当然出来ます

左上の設定ボタンで色々出来ます。
設定で出来ること
- キャンパスサイズ変更
- 上下・左右の反転
- 描画の録画/再生
- アプリの背景色を白に
- 右利き/左利きの変更(ブラシサイズと不透明度のバーが移動する)
- 筆圧曲線の編集
他にも色々出来る感じです!
レイヤーの質感やカラーバランスなどの色んな調整が出来ます

質感加工系
- レイヤーの不透明度
- ぼかし
- モーションプラ―(画像をブレた感じにする)
- シャープネス
- ノイズ
カラー調整系
- 色相・彩度・明るさ調整
- カラーバランス
- カーブ
- カラー変更

色相・彩度・明るさの調整

カーブ調整
選択して移動も出来ますよん~
コピペもできるし、そのままサイズも変えられます。

Photoshop形式(psd)で保存できるからPCに移して加工できる!
ざらあし個人的にこれが一番泣くほど嬉しかった機能です・・・
フォトショで開けるじゃん!!!!!
レイヤーも引き継げるじゃん!!!!!!!!

「設定(アクション)」→「共有」→「アートワークを共有」で、保存形式を選び保存することができます。

保存できる形式は5種類。
保存形式の種類
- PRO(アプリ特有の拡張子)
- PSD(Photoshop等に引き継げまぁす)
- PDF(そのまま文書にも。コンビニでネット印刷がすぐできるね!)
- JPG(写真を加工した場合におすすめだけどレイヤー情報が無くなる)
- PNG(PSDより軽くなるけどレイヤー情報が無くなる)
やっぱりおすすめは、圧倒的に「PSD形式」です!!
なんてったって、Photoshopでレイヤー情報を維持したまま使えるからね!!
iPadで完全に絵を完成させるならJPGやPNGでも良いんですけど、レイヤー情報が保存されないので、後から編集したいってなったときにかなり苦労します。
しかも、JPGやPNGで保存しちゃうと、どうやら保存の際にかなり圧縮されるみたいで、画質が荒くなってしまいます。
その点PSD形式なら、画質もほぼ変わらず「データまるごと」PCに移すことができます。
絶対PSD形式がいいですよ~~
☆余談ですが、Photoshopがインストールされて無い場合でレイヤー情報もPCに引き継ぎたいときは、【CLIP STUDIO(有料ソフト)】や【FireAlpaca(無料ソフト)】でもデータを開けますよ~~d(‘-^o)☆ダイジョブ☆(o^-‘)b
液タブとどっちが良いか?
うーーん。液タブを使ったことが無いので比べられないと言えばそうなんですけど。。
とりあえず思いつく限りで比較してみました。
液晶ペンタブ
機器代金 | 海外製なら5万~8万円くらい Wacomなら10万円以上 |
---|---|
良いところ |
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微妙なところ |
|
iPad Pro+Applepencil
機器代金 | WiFiモデルで7.5万円~ 本体に加えてApplePencilは+1万円強 |
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良いところ |
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微妙なところ |
|
うん、それぞれ良いとこ面倒なとこありますね~~
本腰を据える環境が整っているなら、全てPCで描ける液タブが◎
重くてかさばる液タブをちゃんと設置できる制作環境があって、かつプロの絵師として活動されているような方には、断然液タブが向いてるんじゃないかと思います。
先に紹介したように、iPadでも「PSD形式」でデータを保存できるため、PCにデータをクラウドで移行すればPhotoshop等のソフトで加工くらいは出来ます。
でも、当然PC上ではペンは使えませんから、Photoshop等で加工や修正をする時は結局マウスです。。
その点、液タブなら当然ですが最初から最後までPC上でペン機能を使えます。加工や修正の時もすべてペンなので、圧倒的に作業が捗ると思います。
いくらiPad Pro用のお絵かきアプリが高機能だからと言って、やっぱりAdobe製品のソフトには到底敵わないですからね。
机でガリガリお絵描き出来るよ!って方は、iPad Pro+ApplePencilのコンビよりも液タブを購入する方が圧倒的にオススメです。
飽きっぽくて面倒くさがり、思いついた時にパパッと描きたいタイプにはiPad Pro+ApplePencilをオススメします!
私がまさにこのタイプなので、液タブじゃなくてiPad ProとApplePencilにして良かったとめっちゃ思ってます。
iPadなら布団の中でゴロゴロしながらでも絵が描けるので、絵を描くことへのハードルがドカンと下がります。
結果、絵の生産性が高まったような感じがしています。
私は特段、絵が上手いとかじゃ全然ないので、これから上達するには「とにかく数を描くこと」が大事だと考えています。

(↑こういう事ではない。)
また、万が一iPadでお絵かきすることに飽きてしまったとしても(おい)、
iPadだよ??
他にも色々使えるから!!!

実際にiPad ProとApplePencilで描いた絵
ちょっと恥ずかしいんですけど、こういう絵ならパパパッと描けました。

↑これは多分30分くらい(背景とか文字入れはPCで行いました。)

↑これも30分くらい。PCではサイズ変えとPNG保存したくらいで、ほとんどiPad Proのみでお絵描きしました。
iPadとアプリの機能的にはもっと綺麗な絵も描けるはずなので、液タブのハードルに負けそうなときにはぜひ!iPad Pro+ApplePencilという手も考えてみてください~~!!
(2017.1.25追記!)
iPadProでこじはるを描く過程を記事にしました!
お絵描きアプリのProcreateを使っていて困ったことの解決法も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね(^^*)
では!!〆サバちゃん!!